1、意外な盲点!唇だって老化する!
口元・目元のアンチエイジングは、皆さん意識して取り組んでいると思いますが、見落としがちなのが『唇』です。
「なんだか唇の色が薄くなった気がする…」「乾燥して唇がカサカサ…」「縦ジワが目立ってリップが綺麗に塗れない…」「最近、唇が痩せてきた気がする…」こんなことを感じたことはありませんか?
私は、つい最近まで「乾燥する季節だから、縦ジワが目立つだけだろう」「唇の血色が悪いのは、きっと朝だけ!気にしなくても大丈夫!」
なんて思っていましたが、
実はこれも“老化のサイン”なのです…!
そこで、今回は
唇が老化する3つの原因を紹介していこうと思います!
2、唇が老化する原因
【1】加齢による衰え
唇は薄い皮に覆われていて、血流が透けて見えるため赤く見えます。この血管が老化し、血行不良が起こることで、唇の赤みが薄くなったように見えるのです。
また、
血管の大部分は、コラーゲンによってできています。しかし、この
コラーゲンの分泌量が、40代から急激に減り始めてしまうため、しなやかで弾力のある血管が作りずらくなってしまうのです。これは、唇に縦ジワを作る1つの要因でもあります。
ですが、血管が老化するのは加齢のせいとは一概に言えません!むしろ、現代人は以下のような“生活習慣”の影響を大きく受けていると思います。
- 喫煙
- 脂肪・糖分の摂りすぎ
- 塩分の摂りすぎ
- 口腔ケアの怠り
- 日常のストレスや冷え性
- 運動不足
思い当たる項目がある方は、この生活習慣を改善していくことを心がけてみましょう!中でも、糖質や脂質を摂り過ぎは、血液をドロドロにしたり血管の老化を促進させたりするので、特に注意してください!
【2】乾燥
唇の縦ジワが目立つ大きな要因は乾燥です!私も、唇がすぐカサカサになってしまうことに長年悩まされてきましたが、それには以下のような理由があったのです!
・唇には皮脂腺がない
肌は乾燥を潤すために、皮脂を分泌する皮脂腺を持っています。しかし、唇にはこの皮脂腺がないのです!言われてみれば、唇はリップを塗って保湿しない限り、肌のようにテカテカすることはないですよね。
・角質層が薄い
角質層は外部からの刺激を保護する役割や、体内の水分が体外へ蒸発してしまうことを防いでくれる水分保持の役割を担っています。
そんな大事な働きをしている角質層が、唇は肌の3分の1程度しかないのです。
つまり、唇は“自ら潤いが作り出せない上に、保湿力があまりない”ということです…!
これだけ見ると、ものすごい絶望感を感じますが…唇は角質層が薄い分、他の肌より優れている点もあるんですよ。それは、
他の肌より“ターンオーバーが早い”ことです!
肌のターンオーバーは通常28日ですが、唇は大体5日~1週間で皮膚が生まれ変わります。
そのため、しっかりケアをできていれば、カサカサ状態も早く回復するのです!
【3】紫外線によるダメージ
唇は角質層が薄く皮脂腺がない上に“メラニンが少ない”ため、紫外線からダメージを受けやすい部位です。そのため、
ケアを怠るとシミやくすみができます。また、紫外線の影響を受けるとコラーゲンが破壊されてハリや弾力がなくなり、乾燥して縦ジワができてしまいます。
ここで誤解しないで頂きたいのは、シミやくすみを作るメラニンは決して悪者ではないということです。むしろ、メラニンは紫外線から肌を守ってくれる味方!なぜなら、メラニンが発生しなければ、肌も唇も炎症を起こしたり、皮膚ガンになったりしてしまうからです。
シミやくすみができないようにするには、発生したメラニンを排出すればいいだけ!そのためには、保湿をしっかり行ってターンオーバーを促進させることです!上記で触れたように、唇は肌よりターンオーバーが早いため、しっかりケアを行っていればどんどんメラニンを排出できますよ!
3、まとめ
意外と知られていない唇の老化ですが、唇も肌と同じように日頃からダメージを受けています。
しかし、原因となる行動を避けることで、老化を遅らせることが可能です。
↓具体的な対策や唇を若返らせる方法はこちら↓
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